兼業Pのカタコト語録

デレマスの、エンタメのことや想いやもやもやを文字にする場所。

今更ながら、『ローグ・ワン』を見たよ、のお話

 どうもみなさんお久しぶりです。今日は映画のお話。

しかも公開したのは多分10ヶ月くらい前のもの。

ローグ・ワン スターウォーズストーリー』についてのお話。

 

 

ネタバレありな感想のようなものになっているので、自分が見たときのことを思い出したり、未見の方はそんな内容なのか~と思いながら見ていただけると幸いです。

 

 いろいろと言いたいことはあるかもしれませんが、

以後『ファントム・メナス』から『シスの復讐』までをEP1~EP3、

『新たなる希望』から『ジェダイの帰還』までをEP4~EP6、

『フォースの覚醒』から『最後のジェダイ』までをEP7~EP8と表記させていただきます。

 

 

 なんで今さらローグ・ワン

 純粋に、公開当時に時間が無かったんです。はい。

公開が12月中旬とかだった記憶があるので、そもそも年末で忙しかったんですよねぇ。

 

 「スターウォーズ好きなら見に行けよ」というのはごもっともなんですが、

「まぁとりあえず外伝だしそこまで真剣にならなくていっかな」的なノリでいたのも事実。別に、『EP7』が少し期待はずれだったからとかいう理由ではないですよ?

(賛否あれど、あの厨二病ライトセーバーは大好きです。いや、あの形状が役に立つとは思わんやん?)

 

 

 

で、ずるずると見るのを先延ばしにしていた結果、今に至ると。

正直、『EP8』の公開までには間に合わせたかったので、とりあえず時間の空いていた今視聴したって形になります。

 

 

泥臭いスターウォーズ

 スターウォーズと言えばこうです。

 

ジェダイの騎士がかっこよくライトセーバーを振るう。

そしてシスの暗黒卿と戦い、はたまた敵のブラスターを容易に跳ね返す。

 

とりあえず、ライトセーバーが活躍する機会がかなりあるわけです。

『EP4』などではそこまで出番はありませんでした。

しかし、敵味方共に使用している人物がおり、恐怖でもありまた心強くもありました。

 

そして、主役はジェダイとその関係者たちです。

 

 

今作、ローグ・ワンではそういった従来のスターウォーズらしい見せ場は殆どなく。

ライトセーバーを使う人物も1人しか登場しないという驚き。

(挙句にジェダイですらないし)

 

今作は、いうなれば白兵戦がメインのスターウォーズ

ブラスターをうち、こそこそと作戦を練り、多くの人が死にゆく。

 

フォースも無ければ、光速より1.5倍も早い船があるわけでもない。

皆兵士。ただの人間です。1人例外みたいなのもいるけど、まぁ多少はね?

 

 

時系列

本作は、『EP3』と『EP4』の間の物語。とはいえ、だいぶ後者寄り。

その理由は、デススターの建築状況と、本作のラストを見れば自然と理解できるわけで。

 

 ローグ・ワン こ↑こ↓

 

 

 ローグ・ワンの出来事は、一応ではありますが『EP4』で言及されていたような気がします。最も、そこから着想を得たんでしょうけど。

 

「このデススターの設計図のために、多くのスパイ(人員)が犠牲となった。」

セリフで言うと恐らくこれ。

 

流れ的に見れば、レイア姫が設計図を渡したり、彼女の乗っている船がベイダーに襲撃を受けたりとなんとなく察しは付くんですが。そこまでのストーリーを大々的に描いたのが本作なわけで。

 

 

結末

 正直この映画、結末がほとんどわかってるようなものなんですよね。

なぜって、後付け映画とはいえ、

”主要人物のほとんどが(時系列的に)後世の作品に登場しないから”です。

 

 また、『EP4』内での発言もあり、

おおよそ「あ、こいつら死ぬんだな」みたいな予想はできるわけで。

 

実際、序盤から人死が半端ないんですよこの映画。

これだけ死んで主人公達が生き残れるわけがない(ry

 

 

 ただ、時系列的に次の作品である『EP4』へとつながることはわかっていても、

あのつなぎ方は秀逸だったな、と。

正直鳥肌たちましたよあのシーン。

 

ベイダーについてはまた後述。

 

 

ベイダーについて

 ベイダーについて語る前に一つ。この映画の、人死について。

ぶっちゃけ、スターウォーズシリーズでもこれより人が死ぬ映画ってあるんですよ。

『EP2』のジオノーシスの戦いや、『EP4』のエンドアの戦いなんかも、これに匹敵するか軽く凌駕するレベルの死人がでてるんですよ。

 

なのに、今作の人の命はなぜかそれらに比べて重く感じるんですよね。なんでだろう。

ライトセーバーでバッタバッタ斬られて死んでいかないからなのか。

はたまた、死ぬのがトルーパーではなくみんな顔の違う”一兵士”だからなのか。

 

そんなこんなで、主に銃撃戦がメインで進む本作。

しかし、最終盤であの兵器が出てきます。そう、ライトセーバーです。

 

 今まで銃撃戦で撃った張ったの殺し合いを見ていた我々の前に、あの見慣れた武器が出てくるわけなんです。出てくるんですが、

 

「なんか、威圧感半端なくね・・・・?」

 

この映画でほぼ、ただ1人フォースを使いライトセーバーを使うベイダー。

正直、今までのどのスターウォーズよりも怖い。

 

身体が、第六感が告げるんです。こいつはやばい、勝てる相手ではない、と。

 

その上、EP4~EP6では製作時期の関係上割りとぎこちない動きをしていたベイダーですが、

今作はかなり動きます。お前本当にEP4前かよ・・・

 

(このEP5も割りとベイダーの大立ち回りがありますが、やはりそれに比べてもとんでもない動き。)

 

今まで自分たちの信じていた武器、力が一気に覆されるラストは、

スターウォーズシリーズでもかなり秀逸なうちに入るんじゃないでしょうか。

 

最後に

ということで、やっと見れたローグ・ワンですが。

うん、これスターウォーズだよ。

 

アプローチの仕方とか、描き方は違うけど、ちゃんとスターウォーズだよ。

 

今までのシリーズとは違った見方が出来る面白い作品だなぁと。

AT-ATなんか、ライトセーバー持ちは1人で1機倒してたけど、本来はあのくらいの威圧感があって然るべきなんだよなぁと。

(いやまぁ、バトルフロントではものっそいお世話になりましたよ、ええ。)

 

 ただ、この作品からスターウォーズに入るには、少し難しいような気もします。

この作品、いってしまえばものすごい金かけたファンサービスです。

EP4以降の展開と、EP3での結末を知っていることが大前提な気もします。

特にラスト。

 

というわけで、ローグ・ワン。ものすごく楽しめましたということで、最後のジェダイを楽しみにしつつ〆としましょう。

 

 

 ダースベイダーの物語は、ここからはじまる。

 

 

 12月のEP8の公開に向けて、予習にいかがでしょう。

賛否両論ありますが、私は割りと好きです。

ちょっっっっとだけがっかりというか落ち込んだ感もありますが、

ちゃんとスターウォーズしてます。